前に突き出た顎は見た目の美容を欠く要因となり、思春期からは大きなコンプレックスになりました。からかわれても笑い飛ばしてはいたものの、大人になったら絶対に克服をすることを決めてもいました。
大人になってから、どうしたら顎の突き出た悩みが解消をされるのか、いろいろ調べた結果として、美容外科での手術による方法が、長年の悩みを解消することを突き止めたのです。
はじめから手術をすぐにするのは迷いが大きいため、手術の実績も多いお医者さんと直に治療についての相談の予約をとりました。
治療方法としてはアゴ削りによる美容整形手術が適切であること、確実に骨を削ることで顎の悩みはなくなること、回復までに時間がかかることなど、利点とデメリットも教えてくれました。
手術の実績は多いものの、やはりリスクは大きい手術であるために、よく考えてから決断をするようにも言われて、少し拍子抜けしての帰宅です。
すぐにでもクリニックでは、高額な手術を勧めてくると思っていたので、勧誘もなく考えたほうが言われたことは、逆に信頼を持って任せることが出来ると直感をしました。
ちょうど会社を退職してしばらくは自由な時間を過ごし、ゆっくりと再就職を探すつもりの時期だったので、手術にもちょうど良い時期です。退職金も入るので、当分の生活費も心配はないですし、ある程度の貯金もありますので、手術代も個人的には問題のない状態でした。
先生からも手術は全身麻酔であるために、痛みなども感じることなく眠りに入っている間に終わるものの、完全に回復をするまでが時間がかかることを聞いていました。
良いことばかりを並べて言うような、都合良く喋る先生ではなく、リスクに関しても正直に教えてくれますし、回復までの対処もわかりやすく教えてくれました。
退職をしてすぐにその美容外科で、勇気をもってアゴ削りの手術をして今に至ります。
3時間近い手術時間であり全身麻酔での手術でしたが、ずっと麻酔で眠ったままでしたし、そのまま入院をしたので、お医者さんも看護師さんも近くにいるという安心感がありました。
自宅へ帰宅をしたのは3日入院をしたあとであり、そこからのダウンタイムはやはり戦いの時間になりました。
痛みは容赦なくやってくるので、病院で処方された鎮痛剤を飲み、抗生物質も欠かすことはできません。
顔の腫れは14日ほど激しく続いていましたので、その期間は一歩も外に出ることなく、誰とも合わないで自宅内で静かに過ごしました。
首のラインにかけて内出血があったために、肌の色は紫を帯びたのはびっくりしましたが、これも時間とともに戻っていきました。
口の中は医療用の糸が使われているので、2週間くらいして久々にして病院へ行き、口の中の糸を抜糸しました。
食事のことも大きな課題となり、手術当日から食事は可能ではありますが、思うように口は開きにくいですし、味わいもいつものようにはいかなくて、しばらくは食べる楽しみも減りました。食事をしたらうがいをしたりもするなど、お口の中を清潔にしていました。
アゴ削りの手術のダウンタイムは長く楽ではなかったですが、1年経過した今では美しい顎を手に入れています。